パリが2024年オリンピックに立候補、6月23日を選んだ理由

2015年06月23日      2016年10月31日

パリが2024年度のオリンピックおよびパラリンピックの候補地に公式に立候補したとフランスのメディアが報じています。

Le Monde:JO 2024 : la longue marche de Paris commence

RFI:Paris veut les JO 2024

TV5 Monde:JO-2024: Paris officiellement candidate

L’EXPRESS:Paris est candidate à l’organisation des Jeux Olympiques de 2024, c’est…

なぜ今日という日にオリンピック候補地として立候補したのか、調べてみるとどうやらこの日を選んだのは偶然ではないようです。6月23日を立候補に選んだ理由はフランスとオリンピックとの関係にありました。

近代オリンピックの父クーベルタン伯爵
近代オリンピックの父クーベルタン伯爵

6月23日は近代オリンピックの父であるフランス人のクーベルタン伯爵Le Baron Pierre de Coubertinがオリンピックの復興を提唱し、国際オリンピック委員会(英語ではIOCと略されますが、フランス語ではComité international olympiqueなのでCIOと省略されます。)が誕生したまさにその日なんです。

Le Monde紙は2年後に決定する2024年度のオリンピック開催地決定までの道のりは険しいだろうと述べています。すでに2024年のオリンピックの候補地としてパリ以外にもボストンローマさらにハンブルクが立候補しており、これから4ヶ国が開催地を目指すことになります。

CIOの委員長であるThomas Bachはそれぞれの候補地が2024年度候補地に選ばれる可能性を以下のように述べています。

Paris

candidature très très forte. 「非常に力を持った候補地」

Boston

potentiel「可能性を秘めている」

Rome

très bon candidat「とても良い候補地」

Hambourg

bonnes chances「期待している」

このように国際オリンピック委員会の見解をみてもパリという候補地がどれだけ魅力的な場所であるかがうかがえます。

パリは1992年2008年さらに2012年3回、オリンピック候補地に立候補したものの誘致に失敗しています。2024年度オリンピックにおいてパリが選ばれれば、1924年に開催されたオリンピック以来100年越しのパリオリンピックが開催されることになります。

東京がそうであったようにパリもこれからオリンピック招致のために様々な戦略をとってくるのは明らかでしょう。フランス語を学ぶ身として日本で開催される夏季オリンピックの次の開催場所がフランスのパリになればこれほど嬉しいことはないです。

最後にオリンピックに関連する単語をいくつか紹介します。上記にあげたフランス語のニュース記事でも使われている言葉が多いのでこの機会にぜひ覚えてみてください。2020年の東京オリンピックについて話す時にも役立つかもしれません。

オリンピック:Les Jeux Olympiques

国際オリンピック委員会:CIO(Comité international olympique)

クーベルタン伯爵:Le Baron Pierre de Coubertin

~を開催する:organiser

候補者・候補地:candidat

4年おきに:tous les quatre ans

以上フランスのパリが2024年度国際オリンピック候補地に正式立候補したニュースをオリンピックに関するお話と個人の見解を加えてお伝えしました。

参照元:

Le Monde:JO 2024 : la longue marche de Paris commence

RFI:Paris veut les JO 2024

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