夏休み先取り勉強のすすめ 長期休みのフランス語勉強法とそのメリット

2015年08月07日      2016年08月15日

学生の皆さん待望の夏休みがいよいよ始まりました。夏休みのような長期休暇は課題やテストに追われる必要がなく、普段できないような一つのことに集中して取り組める貴重なまとまった時間です。この休みを何の目標もなく毎日だらけて過ごすか、次のステップへと進むための準備期間にするかによって休み明けのあなたも大いに違うはずです。今回は夏休みのような長期休暇だからこそ取り組んでほしいフランス語の勉強と夏休みに勉強するメリットについて紹介します。夏は始まったばかりです。

長期休暇こそフランス語に向き合えるチャンスだ

宿題をがんばる前髪パッツンの女の子

「2ヶ月近い夏休みだからちょっとぐらい休ませてほしい」「春学期さんざん頑張ってきたんだからそろそろ休憩が必要」そう思っている人は多いのではないでしょうか。でも待ってください。春学期の期間中、フランス語に集中して取り組んだ時間はどれくらいあったでしょうか。他の教科の課題に追われたり、レポートやテストを控えたりとフランス語と向き合う時間を取ってきましたか。僕もそうでしたが、普段の学生生活で週15コマ前後講義がある中でフランス語だけに絞って勉強をする機会は少ないと思います。常にマルチタスクで複数の教科を同時進行で勉強する日本の大学の教育システムではなかなか一つの分野を集中して勉強する時間を割けないのが現状です。

そんな一つの分野に集中して取り組める時間はいつか。それがまさに今、夏休みです。学期明けに友人から「今年の夏は何したの?」と質問をされた際に何かひとつでも成し遂げたことがあったらとても良いことだと思います。「海外に短期留学した」や「インターンをしてきた」というフレーズも格好いいですが、「フランス語と向き合った夏休みだった」という返事は「バイトばかりの生活だった」という台詞よりも何倍も素晴らしい台詞だと僕は思います。

夏休みの勉強は自分への先行投資だ

向日葵畑

 先行投資

読み方:せんこうとうし

目下の利益には結びつかなくても、ゆくゆく利益を得ることを見越して、投資を行うこと。先を見越した投資。

あなたやあなたの周りにテスト前日の夜、徹夜をしてフランス語のテストに臨むような人はいませんか?直前にならないと危機意識が生まれずいつもギリギリになってから勉強を始める人は多いのではないでしょうか。確かにテスト直前になると集中してエンジンがかかるのはわかりますが、もっとスマートなやり方があるはずです。

僕が思うテスト直前になって徹夜をするような人の特徴は基礎知識が不足していることです。例えばある文章を授業内で読んでその文章が穴埋め形式や文法問題としてテストに出題されるとします。基礎知識である単語力や基礎文法が事前に身についていればテスト前日から始めたとしても、テスト対策としてすることは覚えるだけなので1-2時間くらいかければテスト対策は終了です。

つまり、睡眠時間を削って徹夜をするような人の問題点はテスト直前に覚えるのではなく勉強していることなのです。あらかじめ単語力や文法力を鍛えておけばテスト前は文書を眺めたり、音読するだけで全く問題ありません。テスト対策とは新たに勉強するのではなく、記憶する・復習することなのです。このようにテスト勉強とテスト対策には決定的な違いがあり、テストの評価に関しては言うまでもなくテスト対策をした人が効率よく高い評価を手にします。

テスト勉強:基礎知識が不足している状態なのでテスト前にやることが多く非効率

テスト対策:基礎知識が既にあり、音読・文法確認のみで問題なし、効率的

ではどのようにして基礎知識を身につけるのか、夏休みを利用しましょう。テスト前に勉強ではなく対策ができるようになるために夏休みを活用するのです。大事なのはテスト前日や前々日から勉強を始めても間に合うように、先に自分の力を高めておくことです。

具体的にいうと夏休みや春休みのようなまとまった時間を活かして基礎知識を勉強していきましょう。テスト直前ではないのでやる気が出ない場合もあるかもしれませんが、これは先行投資です。

ゆくゆくは必要となる知識を気分が乗った時に勉強すればいいのです。テスト前になって徹夜して苦しむよりかは夏休みの間、制約のない状態で自分のペースで勉強したほうが結果的にフランス語の実力が付きますし、その力があればテスト前に睡眠時間を削ってまでして勉強しなくてもフランス語のテストで高得点はとれるようになるはずです。近い未来の自分のために先行投資としてフランス語を勉強することをおすすめします。

文法書を一冊終わらせる

線香花火ぱちぱち

目標点を定めることは語学の学習において最優先事項である。

そんな夏休みを使って是非取り組んでほしいのが、文法書を一冊終わらせるという目標です。この文法書を使わないとだめだ!という制約はないです。本屋さんに行ってみてこれなら良さそうだなと思った文法書を手にして取り組んでみましょう。

参考:フランス語の教科書が豊富な都内の本屋さん4選

フランス語や英語をはじめとする諸外国語を勉強するときに大事なのはゴールをあらかじめ設定することです。さらにこのゴールは明確であればあるほど達成されやすくなります。「フランス語の基礎知識を増やそう」という漠然とした考えよりは、文法書を一冊終わらせるという目標のほうが明確でモチベーションが保ちやすいです。さらに文法書を実際に購入することで自分の中に「せっかく買ったんだから勉強しないと」という考えが生まれてくるのでこういった目標設定は語学を学習する際にとても重要です。

最近フランス語を勉強し始めた人でも文法書をとりあえず一周終わらせてみることがおすすめです。大事なことは完璧にすべてを覚えるんだという気にはならないことです。書かれていることをすべて覚えようとすると頭がパンクしてしまうし、勉強を強いられている感が出てしまうので、先取りで勉強している分軽くさらっと理解しておくだけで大丈夫です。

どうして文法書を一冊勉強するべきなのか

洋書の本棚

余裕が生まれ時間も生まれる。

まず一つに夏休み明けからの勉強の負担がぐっと減ります。授業で他の学生たちは新しい文法事項を習い、困っているときにあなたはすでに学習したので一人で勉強したときにわからなかったところだけを先生の話をじっくり聞いて質問すればいいのです。さらに先述したようにテストに対するあなたの姿勢も大きく変化します。今まではテストに追われていたあなたから、より計画的に戦略的にテストに臨めるようになるはずです。

僕自身、振り返ってみると自分とフランス語との関係の大きなターニングポイントの一つとして長期休暇中に思い切って文法書と問題集を購入して一人で先取り勉強を始めたことが今の自分につながっているなと感じています。文法書を一冊終わらせる取り組みは夏休みのどのタイミングから始めてもいいと思うのでぜひ挑戦してみてください。

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