【フランス語文法】不定冠詞の作り方・2つの用法を解説


フランス語の不定冠詞(article indéfini)とは何か

  • フランス語の不定冠詞は名詞の性と数によって形が変化する。
  • 男性名詞単数形の前ではun、女性名詞単数形の前ではuneとなる。
  • 男性名詞複数形と女性名詞複数形の前ではどちらもdesとなる。

フランス語の不定冠詞は後に続く名詞の性と数によって形が変化します。男性名詞の単数形にはun、女性名詞の単数形にはuneが付きます。男性名詞複数形と女性名詞複数形にはどちらもdesを付けます。

男性名詞 女性名詞
単数形 un une
複数形 des des

上の表から分かるように不定冠詞は名詞の性と数によって形がun/une/desの3種類に変化しますが、フランス語に存在する他2つの冠詞である定冠詞・部分冠詞とは異なり、冠詞の後に続く単語が母音・無音のhで始まるかどうかによってさらに形が変化することはありません。

フランス語定冠詞の変化についてはこちらのページで確認してみてください。

【フランス語文法】定冠詞の作り方・3つの用法を解説

フランス語部分冠詞の変化についてはこちらのページで確認できます。

【フランス語文法】部分冠詞の作り方・2つの用法を解説

フランス語の不定冠詞の作り方

男性名詞単数形の作り方

男性名詞単数形の前では不定冠詞unを用います。名詞が母音で始まるか子音で始まるかは不定詞の形には影響しません。

  • livre → un livre 一冊の本
  • sylo → un stylo 一本のペン
  • examen → un examen 一つのテスト
  • ordinateur → un ordinateur 一台のコンピューター
  • homme → un homme 一人の男

女性名詞単数形の作り方

女性名詞単数形の前では不定冠詞uneを用います。男性名詞単数形と同じように不定冠詞の形であるuneは常に一定です。

  • table → une table 一つの机
  • maison → une maison 一軒の家
  • fille → une fille 一人の少女
  • femme → une femme 一人の女
  • école → une école 一つの学校
  • histoire → une histoire ひとつの歴史・話

男性名詞複数形と女性名詞複数形の作り方

男性名詞複数形と女性名詞複数形の前ではどちらも不定冠詞desを用います。男性形であっても女性形であっても複数である場合はどちらも同じ形です。

  • livres → des livres いくつかの本
  • tables → des tables いくつかの机
  • ordinateurs → des ordinateurs 何台かのコンピューター
  • hommes → des hommes 何人かの人・男性
  • écoles → des écoles いくつかの学校
  • histoires → des histoires いくつかの歴史・話

不定冠詞の用法

フランス語の不定冠詞の使い方や用法を解説します。不定冠詞には用法が大きく分けて、1)明示しない用法、2)総称的用法の2種類があります。不定冠詞の用法を例文と解説とともに見ていきましょう。

【明示しない用法】「ある~」「1つの~」「いくつかの~」

数えられるものの1つ、またはいくつか(具体的な数は明示されない)を不定冠詞は意味することがあります。

  • Un homme m’appelle.
    ある人が私を呼ぶ。
  • Il y a un enfant dans le jardin.
    庭に一人の子供がいる。
  • Il y a des enfants dans le jardin.
    庭に何人か子供がいる。

最初の2つの例文のように不定冠詞が単数形で使われている場合、「ある〜」や「1つの〜」という意味を名詞に加える効果があり、3つ目の例文のように複数形になっている時には「いくつかの〜」というような、具体的な数は示さないものの、そのものが複数存在することを示す効果があります。

【総称的用法】ある種を代表的にあらわす「~というもの」

単数形で用いられ、ある一つのカテゴリー全体を総称して指し示す力が不定冠詞にはあります。

  • Un homme ne pleure pas.
    男はなくものじゃない。

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