【フランス語文法】冠詞3つ(定冠詞・不定冠詞・部分冠詞)の使い方・用法を比較しながら解説

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フランス語の冠詞(article)とは

  • フランス語では、名詞の前に冠詞を置く必要がある。
  • フランス語の冠詞は大きく3種類に分かれており、それぞれ定冠詞不定冠詞部分冠詞という名称がある。
  • どの冠詞を名詞の前に置くかによって名詞の意味が変化するので、3種類の冠詞の違いを覚える必要がある。

日本語とは異なりフランス語では一部の熟語表現を除いて、名詞の前に冠詞を置く必要があります。冠詞は名詞の前に置かれて名詞にプラス情報を加える役割を持っていて、フランス語には3種類の冠詞が存在します。

3種類の冠詞の名称はそれぞれ、

と呼ばれ、これらの冠詞のどれを用いるかによって名詞の意味が変化するため、フランス語の冠詞の使い分けを覚えることが大切です。

フランス語冠詞の一覧 男性単数 女性単数 男女複数
定冠詞 le la les
不定冠詞 un une des
部分冠詞 du de la ×

フランス語の定冠詞とは

フランス語の定冠詞は英語のtheに相当する冠詞であり、特定のものを指す場合や、すでに会話や文中で現れた名詞を再び使うときにその名詞の前に置かれます。

フランス語の定冠詞は後に続く名詞の性と数によって形が変化するので以下の表を暗記しましょう。

男性名詞 女性名詞
単数形 le (l’) la (l’)
複数形 les
  • 男性名詞の単数形の前ではle
  • 女性名詞の単数形の前ではla
  • 男性名詞・女性名詞の複数形の前ではles
  • 母音または無音のhで始まる男性名詞・女性名詞の単数形の前ではl’

定冠詞は後に続く名詞の性と数によって形が変化します。

定冠詞を使った例を4つ紹介するので参考にしてみてください。

  • le soleil
    太陽 (男性名詞の単数形)
  • la lune
    月 (女性名詞の単数形)
  • les garçons
    少年たち (男性名詞の複数形)
  • les filles
    少女たち (女性名詞の複数形)

名詞の前に適当な冠詞を置くためには名詞の性と数を覚える必要があります。フランス語の名詞の性と数の覚え方については【フランス語文法】2つの名詞の性の分類と見分け方(男性名詞・女性名詞)と特有の語尾を解説のページに詳しく書かれています。

定冠詞の用法・使い方

フランス語の定冠詞の使い方や用法を解説します。フランス語の定冠詞には大きく分けて1)指示的用法、2)総称的用法、3)唯一のものを表す用法と3つの使い方があるため、その違いを知るためにひとつずつ定冠詞の用法を例文と解説とともに見ていきましょう。

【指示的用法】特定のものを指す「この~」「その~」

すでに会話や文中で登場した特定のものを指す時に定冠詞が名詞の前に置かれる場合があります。

  • Le livre est lourd.
    この本は重い。
  • Le garçon est intelligent.
    その少年は頭がいい。
  • La fille aime chanter.
    その少女は歌うのが好きだ。
  • C’est la maison de Paul.
    これはポールの家だ。

【総称的用法】ある種を代表的にあらわす「~というもの」

単数形または複数形で一つのカテゴリー全体を表すことができます。

  • Les hommes sont mortels.
    人は死すものだ。
  • J’aime les chiens.
    私は犬が好きだ。
  • Elle aime le vin.
    彼女はワインが好きだ。

【唯一のものを表す用法】唯一物、抽象名詞をあらわす

太陽や月、地球のようなこの世の中に一つしか存在しないものは、それと特定できるため、定冠詞を使います。

  • Le soleil brille.
    太陽が輝いている。
  • La Terre est plus grande que la Lune.
    地球は月より大きい。

フランス語の不定冠詞とは

フランス語の不定冠詞は英語のa/anに相当する冠詞であり、不特定のものを指す場合や、数えられる名詞の前に置かれます。

フランス語の不定冠詞も定冠詞同様、後に続く名詞の性と数によって形が変化するので以下の表を参考に不定冠詞を覚えましょう。

男性名詞 女性名詞
単数形 un une
複数形 des
  • 男性名詞の単数形の前ではun
  • 女性名詞の単数形の前ではune
  • 男性名詞・女性名詞の複数形の前ではdes

不定冠詞は後に続く名詞の性と数によって形が変化します。ただし、定冠詞や部分冠詞と異なり、母音または無音のhで始まる男性名詞・女性名詞の単数形の前でも不定冠詞の形は変わりません。

不定冠詞を使った例をいくつか紹介します。

  • un garçon
    1人の少年 (男性名詞の単数形)
  • une fille
    1人の少女 (女性名詞の単数形)
  • des garçons
    少年たち (男性名詞の複数形)
  • des filles
    少女たち (女性名詞の複数形)

フランス語の名詞の性と数の覚え方については【フランス語文法】2つの名詞の性の分類と見分け方(男性名詞・女性名詞)と特有の語尾を解説のページでご確認ください。

不定冠詞の用法・使い方

フランス語の不定冠詞の使い方や用法を解説します。不定冠詞には用法が大きく分けて1)明示しない用法、2)総称的用法の2種類があります。不定冠詞の用法を例文と解説とともに見ていきましょう。

【明示しない用法】「ある~」「1つの~」「いくつかの~」

数えられるものの1つ、またはいくつか(具体的な数は明示されない)を不定冠詞は意味します。

  • Un homme m’appelle.
    ある人が私を呼ぶ。
  • Il y a un enfant dans le jardin.
    庭に一人の子供がいる。
  • Il y a des enfants dans le jardin.
    庭に何人か子供がいる。

【総称的用法】ある種を代表的にあらわす「~というもの」

単数形である一つのカテゴリー全般を表すことができます。

  • Un homme ne pleure pas.
    男はなくものじゃない。

フランス語の部分冠詞とは

フランス語の部分冠詞は英語のsomeに相当する冠詞であり、抽象名詞や液体・気体などの数えられない名詞の前に置かれます。

フランス語の部分冠詞は後に続く名詞の性によって形が変化するので以下の表を参考に不定冠詞を覚えましょう。

部分冠詞は数えられないものを表す名詞の前に付けるので複数形が存在しません

男性名詞 女性名詞
du (de l’) de la (de l’)
  • 男性名詞の前ではdu
  • 女性名詞の前ではde la
  • 母音または無音のhで始まる男性名詞・女性名詞の前ではde l’

不定冠詞は後に続く名詞の性によって形が変化します。性と数によって形が変化する定冠詞や不定冠詞と異なり、部分冠詞では名詞の数は関係ないというのが一番のポイントです。

部分冠詞を使った例

  • du riz
  • de l’eau
  • du vin
    ワイン
  • du courage
    勇気

部分冠詞の用法

部分冠詞には1)数えられない名詞の前に付く用法と2)抽象名詞の前に付く用法があります。部分冠詞の用法を例文と解説とともに見ていきましょう。

【数えられない名詞の前に付く用法】「いくらかの~」

液体や気体など一つ一つを数えることができない物質を表す時に、部分冠詞を名詞の前に置きます。

  • Je bois de l’eau.
    私は水を飲む。
  • Je mange de la soupe.
    私はスープを飲む。

【抽象名詞の前に付く用法】

「机」や「ペン」などと違って、「勇気」や「徳」、「忍耐」などは目に見えない抽象的な名詞です。こういった抽象名詞の前には部分冠詞を置きます。

  • Il faut du courage pour faire cela.
    それをするには勇気が必要だ。
  • Tu as de la patience.
    君は忍耐強いね。

名詞の前に冠詞を付ける時の注意事項

名詞の前に付ける冠詞について、定冠詞、不定冠詞、部分冠詞の順に見てきましたが、ここではそれらの冠詞を付ける時に注意することをおさらいします。

冠詞が付く名詞の(男性名詞か女性名詞か)と(単数か複数か)に一致した冠詞を付ける必要があります。

  • un stylo
    「一本のペン」(男性形・単数)
  • des stylos
    「いくつかのペン」(男性形・複数)
  • une table
    「一つの机」(女性形・単数)
  • des tables
    「いくつかの机」(女性形・複数)

冠詞の後ろにつく名詞が母音または無音のhの場合、冠詞が変化する←母音の衝突を防ぐため

  • le + étudiant = l’étudiant
  • la + amie = l’amie
  • le + hôtel = l’hôtel
母音の衝突(élision)について

冠詞の終わりの文字が母音で、次の単語が母音もしくは無音のhで始まる場合、冠詞の最後に付く母音を消して、代わりに[  ]を置きます。フランス語の母音はa/e/i/o/u/yとそれぞれにアクサンが付いたものを指します。

  • le ami → lami
  • le arbre → larbre
  • la école →  lécole
無音のh(h muet)について

フランス語のhから始まる単語には有音のh無音のhという2つのカテゴリーが存在します。有音のhは、hを他の子音と同じように扱いますが、無音のhの場合は文法上、hを文字としてカウントしないため、無音のhから始まる単語はhの後に続く母音から始まるとみなされて母音の衝突の対象となります。

  • homme → lhomme
  • histoire → lhistoire

冠詞の縮約

特定の前置詞の後に定冠詞が続くときに定冠詞の縮約という現象が起こります。

例えば前置詞àの後に定冠詞leが来るとき、2つが合わさって縮約形auに変形します。前置詞àと定冠詞の縮約を足し算で表すと以下のような式になります。

  • à+le(男性単数定冠詞)=au
  • à+la(女性単数定冠詞)=à la
  • à+les(男女複数定冠詞)=aux

注目すべきは女性単数定冠詞は定冠詞の縮約が起きないという点です。間違えて女性単数定冠詞の場合も変形させてしまわないように気をつけましょう。なお、不定冠詞と部分冠詞の場合には冠詞の縮約は発生しません。

定冠詞le 定冠詞la 定冠詞les
前置詞à au à la aux
前置詞de du de la des

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