【フランス語文法】フランス語の頻出構文C’est/Ce sont/il y aの用法と使い分けを解説


フランス語のC’est/Ce sont/Voici/Voilà/Il y aとは

  • c’est un(e) + 単数名詞 「これは~です」
  • ce sont des + 複数名詞 「これらは~です」
  • voici + 単数・複数名詞「ここに~がある」
  • voilà + 単数・複数名詞「あそこに~がある」
  • il y a + 単数・複数名詞「~がある」

「これは〜です」や「これらは〜です」など、英語のThis isやThey areに相当するフランス語の表現はc’est un(e) + 単数名詞構文とce sont des + 複数名詞構文です。

c_est

「ここに~がある」や「あそこに~がある」など、英語のThere isやThere areにあたるものがvoici + 単数・複数名詞構文、voilà + 単数・複数名詞構文、そしてil y a + 単数・複数名詞構文の3種類です。

このページではこうしたフランス語の頻出構文5つについてそれぞれの用法と使い分けを解説していきます。まずは一番上のc’est un(e) + 単数名詞構文から見ていきましょう。

c’est un(e) + 単数名詞「これは~です」構文の用法

単数形の名詞を提示するときに用いる一番簡単な表現がc’est un(e) + 単数名詞の構文です。後に続く単数名詞の性によって、男性名詞であればc’est unになり、女性名詞であればc’est uneに変化します。

  • C’est un ordinateur.
    これはパソコンです。
  • C’est une maison.
    これは家です。

一つ目の例文では後に続く単数名詞ordinateurが男性名詞なのでun、二つ目の例文では女性名詞maisonなのでuneがそれぞれ使われています。

フランス語の名詞の性の見分け方について詳しく勉強したい人は【フランス語文法】2つの名詞の性の分類と見分け方(男性名詞・女性名詞)と特有の語尾を解説ページを参考にしてみてください。

ce sont des + 複数名詞「これらは~です」構文の用法

複数形の名詞を提示するときに用いる表現がce sont des + 複数名詞の構文です。後に続く複数名詞の性にかかわらずdesの形は変化しません。

【フランス語文法】否定形・否定文の作り方・部分否定とne…pasの省略を解説に書かれているように不定冠詞un/une/desは普通、否定文でdeになりますが、c’est un(e) + 単数名詞構文とce sont des + 複数名詞構文では例外的に冠詞がdeに変化しないので注意しましょう。

  • C’est une voiture.
    これは車です。
  • Ce n’est pas une voiture.
    これは車ではない。
  • Ce sont des voitures.
    これらは車です。
  • Ce ne sont pas des voitures.
    これらは車ではない。

上の例文でも不定冠詞uneとdesがそのままの形を保っています。

voici + 単数・複数名詞「ここに~がある」構文の用法

voici + 単数・複数名詞構文は後に続く名詞の性数にかかわらず常に同形です。

  • Voici une voiture.
    ここに車が一台ある。
  • Voici des voitures.
    ここに車が何台かある。

この構文の面白いところは、文の中に動詞が存在しない点で、この後に続くvoilà + 単数・複数名詞構文と共に特殊なケースです。

またVoiciはこれから見せるものを紹介するためにも用いられます。例えばプレゼンなどで「次のグラフをご覧ください」と言ったり、メールで「こちらが私の連絡先です」などの一文でVoiciは以下のように使われます。

  • Voici un graphique.
    次のグラフをご覧ください。
  • Voici mes coordonnées.
    こちらが私の連絡先です。

voilà + 単数・複数名詞「あそこに~がある」構文の用法

voilà + 単数・複数名詞の構文は後に続く名詞の性数にかかわらず常に同形です。voiciに対して自分の近くにないものを指すときに用いられます。

  • Voilà une voiture.
    あそこに車が一台ある。
  • Voilà des voitures.
    あそこに車が何台かある。

上の項で解説したように、Voiciがこれから見せるものを紹介するため用いられるのに対して、Voilàはこれまでに述べてきたことをまとめるために使われることがあります。下の例文を見てみましょう。

  • Voilà ce qui s’est passé hier soir.
    これが昨夜起こったことだ。
  • Voilà ce que je voulais vous dire.
    以上が私があなたに言いたかったことです。

il y a + 単数・複数名詞「~がある」

il y a + 単数・複数名詞の構文は後に続く名詞の性数にかかわらず常に同形です。Voici/Voilà/il y aのなかでil y aがもっとも頻繁に用いられます。

  • Il y a une voiture.
    車が一台ある。
  • Il y a des voitures.
    車が何台かある。

il y a + 単数・複数名詞構文が否定形になる時の語順は、il n’y a pas + 単数・複数名詞になります。

  • Il n’y a pas de voitures.
    車が一台もない。

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