【フランス語文法】直説法単純未来・直説法前未来の用法と使い方を例文とともに解説


フランス語の直説法とは何か

  • 話者・筆者の判断を表す法である。
  • 直説法がもっとも頻繁に使われる法である。
  • フランス語では直説法・条件法・接続法・命令法という4つの法に合わせて動詞を活用するが、直説法が一般的な法であり、他に条件法・仮定法・接続法に動詞を合わせる要素がなければすべての動詞は直説法で活用される。

直説法単純未来の活用の仕方

  • 今から見た未来を表す時制である。
  • 近い未来・遠い未来の区別なく用いられる。
  • 動詞の語幹+単純未来の語尾の組み合わせで直接法単純未来は作られる。

直接法単純未来(ちょくせつほうたんじゅんみらい)はフランス語で未来を表す時制です。文法の名前が長いことから難しそうに感じますが、英語の未来形とほとんど用法は変わらないので用法自体は単純です。

ただしフランス語の場合、英語と異なり活用変化が必要なのでこのページでは直接法単純未来形の活用から学習していきましょう。

  • Il chante.
    彼は歌う
  • →Il chantera.
    彼は(これから)歌う

er動詞(第1群規則動詞)の直説法単純未来の作り方

  • 動詞の不定詞(原形)語尾のrを取った部分+単純未来の語尾

chanter:歌う
→ chante+rai/ras/ra/rons/rez/ront

er動詞(第1群規則動詞)の単純未来形を作るには動詞の不定詞からrを取り、その代わりに単純未来の語尾を付け加える必要があります。

  • je chanterai
  • tu chanteras
  • il chantera
  • nous chanterons
  • vous chanterez
  • ils chanteront

ir動詞(第2群規則動詞)の直説法半過去の作り方

  • 動詞の不定詞(原形)語尾のrを取った部分+単純未来の語尾

finir:終わる
→ fini+rai/ras/ra/rons/rez/ront

ir動詞(第2群規則動詞)もer動詞の場合と同様に不定詞の最後にあるrを取り、代わりに単純未来形の語尾を付け加えます。

  • je finirai
  • tu finiras
  • il finira
  • nous finirons
  • vous finirez
  • ils finiront

例外的な語幹を持つ動詞

er動詞やir動詞の場合は不定詞からrを取った部分が語幹となるため、変化の仕方が簡単でしたが一部の動詞は語幹が不規則なため一つずつ覚えなくてはいけません。

  • aller:j’irai/ tu iras
  • être:je serai/ tu seras
  • avoir:j’aurai/ tu auras
  • savoir:je saurai/ tu sauras
  • devoir:je devrai/ tu devras
  • envoyer:j’enverrai/ tu enverras
  • acheter:j’achèterai/ tu achèteras
  • appeler:j’appellerai/ tu appelleras
  • employer:j’emploierai/ tu emploieras

er動詞の直接法単純未来の活用

je chanterai
tu chanteras
il/elle chantera
nous chanterons
vous chanterez
ils/elles chanteront

ir動詞の直接法単純未来の活用

je finirai
tu finiras
il/elle finira
nous finirons
vous finirez
ils/elles finiront

êtreの直接法単純未来の活用

je serai
tu seras
il/elle sera
nous serons
vous serez
ils/elles seront

avoirの直接法単純未来の活用

j’ aurai
tu auras
il/elle aura
nous aurons
vous aurez
ils/elles auront

フランス語の直説法単純未来の用法

未来における行為・状態・予定

話者から見て未来にある事柄を述べるときに用いられます。英語の未来形と同じような意味です。

  • Je reviendrai.
    また来ます。
  • Je dînerai avec des amis ce soir.
    今晩は友人とご飯を食べるつもりです。
  • Je visiterai Tokyo.
    私は東京を訪れる予定です。

2人称(tu/vous)に対する軽い命令

単純未来形は命令を表すこともできます。通常の命令法と比べて語調が柔らかいため、会話などで用いられる場面が多いです。

  • Tu feras tes valises.荷物の準備をしなさい。
  • Tu m’aideras à faire mes devoirs.宿題を手伝ってくれないかな。

直説法前未来の活用の仕方

  • 直説法前未来はavoir動詞単純未来+過去分詞またはêtre動詞単純未来+過去分詞の組み合わせでつくられる.
  • aller,venirなどの一部の動詞と代名動詞はêtre動詞+過去分詞の組み合わせを取る。
  • être動詞+過去分詞を取る場合は過去分詞が主語の性数と一致する。

直接法前未来(ちょくせつほうぜんみらい)は未来のある地点よりも前に完了している動作を表す時制です。文章の説明では分かりづらいと思うので、まずは活用の仕方から見ていき、次に例文を見ながら使われ方を確認していきましょう。

  • avoir/êtreの直説法単純未来+過去分詞

chanter:歌う

  • j’aurai chanté
  • tu auras chanté
  • il aura chanté
  • nous aurons chanté
  • vous aurez chanté
  • ils auront chanté

er動詞の直接前未来形の活用

j’ aurai chanté
tu auras chanté
il/elle aura chanté
nous aurons chanté
vous aurez chanté
ils/elles auront chanté

ir動詞の直接前未来形の活用

j’ aurai fini
tu auras fini
il/elle aura fini
nous aurons fini
vous aurez fini
ils/elles auront fini

êtreの直接前未来形の活用

j’ aurai été
tu auras été
il/elle aura été
nous aurons été
vous aurez été
ils/elles auront été

avoirの直接前未来形の活用

j’ aurai eu
tu auras eu
il/elle aura eu
nous aurons eu
vous aurez eu
ils/elles auront eu

フランス語の直説法前未来の用法

未来完了

  • 未来のある時点を基準として、その時までにすでに終了している動作を示す。
  • 基準となる未来の時点は単純未来の時制やavant 20 heures「20時前には」のような状況補語がある。
  • Je serai parti quand il arrivera chez moi.
    彼が私の家に来る頃には私は出発している。
  • J’aurai fini mes devoirs avant 18 heures.
    18時までには宿題を終わらせている予定です。

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