【フランス語文法】直説法半過去の5つの用法と作り方を例文とともに解説

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フランス語の直説法とは何か

  • 直説法は話者・筆者の判断を表す法であり、もっとも頻繁に用いられる叙法である。
  • フランス語では直説法・条件法・接続法・命令法という4つの法に合わせて動詞を活用するが、直説法が一般的な法であり、他に条件法・仮定法・接続法に動詞を合わせる要素がなければすべての動詞は直説法で活用される。
  • 直説法半過去は複合過去と比較して用いられ、過去における継続・進行や習慣を意味する。

直説法半過去の活用の仕方

直接法半過去(ちょくせつほうはんかこ)はフランス語で過去を表す時制です。過去を表す時制は他にも複合過去単純過去などがありますが、その違いや半過去の特徴をこのページでは学習していきます。

まずは半過去の活用の方法から学んでいきましょう。直説法半過去は動詞の語幹半過去の活用語尾との組み合わせによって作られます。活用自体は単純で、性数一致もしないので直説法複合過去と比べると覚えやすい活用であるといえるでしょう。

er動詞(第1群規則動詞)の直説法半過去の作り方

  • nousの活用からonsを取った部分+半過去の語尾

er動詞(第1群規則動詞)の半過去を作るには動詞の直接法現在形のnousの活用から語尾のonsを取り、その代わりに半過去の語尾を付け加える必要があります。

chanter:歌う

→ chant+ais/ais/ait/ions/iez/aient

je chantais
tu chantais
il chantait
nous chantions
vous chantiez
ils chantaient

ir動詞(第2群規則動詞)の直説法半過去の作り方

  • nousの活用からonsを取った部分+半過去の語尾

ir動詞(第2群規則動詞)の半過去を作るにはer動詞と同様に、動詞の直接法現在形のnousの活用から語尾のonsを取り、その代わりに半過去の語尾を付け加えます。

finir:終わる

→ finiss+ais/ais/ait/ions/iez/aient

je finissais
tu finissais
il finissait
nous finissions
vous finissiez
ils finissaient

er動詞の直接法半過去の活用

je chantais
tu chantais
il/elle chantait
nous chantions
vous chantiez
ils/elles chantaient

ir動詞の直接法半過去の活用

je finissais
tu finissais
il/elle finissait
nous finissions
vous finissiez
ils/elles finissaient

êtreの直接法半過去の活用

êtreは直説法半過去のときに、例外的な語幹を持つので注意。

j’ étais
tu étais
il/elle était
nous étions
vous étiez
ils/elles étaient

avoirの直接法半過去の活用

j’ avais
tu avais
il/elle avait
nous avions
vous aviez
ils/elles avaient

完了動詞と未完了動詞

直説法半過去を理解するための基礎知識として、完了動詞未完了動詞の区別を覚える必要があります。

大半の動詞は完了動詞か未完了動詞のどちらかに分類され、完了動詞とは瞬間的行為を表す動詞を意味し、一瞬で動作が完了するものを指します。例えばsauter(ジャンプする)やfrapper(~を叩く)などの動詞は動作が一瞬であり、長く継続する動作ではありません。

対して未完了動詞は継続的行為を表す動詞を意味し、chanter(歌う・〜を歌う)やmanger(食べる・〜を食べる)のような、ある程度の長さ継続するものを指します。

完了動詞の特徴

  • 瞬間的行為を表す
  • 一瞬で動作が完了する
  • 複合過去として用いられることがほとんど
  • 動詞の例:sauter(ジャンプする)、frapper(~を叩く)、réussir(成功する)

未完了動詞の特徴

  • 継続的行為を表す
  • ある程度の長さ継続する
  • 半過去と複合過去のどちらでも用いられる
  • 動詞の例:chanter(歌う)、manger(食べる)、marcher(歩く)、parler(話す)、 boire(~を飲む)、étudier(~を勉強する)

直説法半過去として用いられるのはほとんどの場合、未完了動詞であり、完了動詞が半過去として用いられるのは限定的な場面(過去の習慣的動作、過去から見た未来:このページで解説)に限られるということを理解しておくと半過去と複合過去の違いについて比較しやすい。

直説法半過去の用法

ここからはいよいよフランス語の直接法半過去の使い方を見ていきます。5つの使い方が半過去にはあるので一つずつ順を追って学習していきましょう。

過去における継続・進行「~だった」「~していた」

  • 過去に行われたある程度の長さを持つ動作・または状態を表す。
  • その動作や状態の始まりと終わりが明示されない。
  • 時間を特定するフレーズ(例:pendant,jusqu’à)とともには用いられない。

直説法半過去は過去のある時点で継続している動作や状態を表す表現です。一瞬の動作や結果を表現する直説法複合過去と異なり、直説法半過去は動詞にある程度の時間的な長さを持たせる時に使う時制です。

  • Je regardais la télévision hier.
    私は昨日テレビを見ていた。
  • J’ai regardé la télévision hier.
    私は昨日テレビを見た。

直説法半過去が使われている一番上の文では、「テレビを見ていた」状態を強調しているのに対して、直説法複合過去が使われている2つ目の文では「テレビを見た」事実を述べています。

Il lisait un livre.
彼は本を読んでいた。

Il a lu un livre.
彼は本を読んだ。

様子や背景を表す半過去の用法

直説法半過去は出来事を表現する直説法複合過去と異なり、ある動作の背景描写や当時の様子を表現するのに適しています。

次の3つの文からも分かるように、出来事を述べるのが直説法複合過去の役割なのに対して、直説法半過去はその出来事が発生したときの背景描写や周囲の様子を表現する役割を担っていると言えるでしょう。

Je suis arrivé à la gare quand il pleuvait.
雨が降っているときに私は駅に着いた。

Il a visité la France quand il avait 17 ans.
彼は17歳のときにフランスを訪れた。

Quand il est rentré, elle téléphonait.
彼が帰ってきた時、彼女は電話していた。

過去の習慣的動作「~したものだった」

直説法半過去では過去のある時に反復的・継続的に行っていた動作を表すことができます。上で見た完了動詞が半過去として用いられるのはほとんどこの用法です。

Je lisais beaucoup de livres quand j’étais petit.
小さなころ、私はたくさん本を読んでいた。

Nous allions faire du ski chaque hiver.
私たちは冬になるとスキーに行っていた。

過去の習慣的動作はtous les jours(毎日)、toujours(いつも)、souvent(よく)、habituellement(いつも)、ordinairement(ふだん)、chaque〜(毎~)のような時間の状況補語と共に用いられることが多いです。

過去から見た近い未来「~しようとしていた」

習慣的動作と同様に完了動詞が直説法半過去として用いられる限定されたケースの一つです。完了動詞が半過去として使われるとき、過去から見た近い未来を表します。

Au moment où je partais, tu m’as téléphoné.
私が出発しようとしていたとき、君が電話してきた。

勧誘の表現

Si + 直説法半過去の形で「~しませんか/~してくれませんか」という構文ができます。この表現では半過去の持つ「過去」の性質は完全に除外されます。

Si on allait voir un film ?
映画を見に行きませんか?

Si on allait au restaurant ?
レストランに行きませんか?

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