【フランス語文法】基本的な命令法の意味・作り方と語順、例外、否定命令法を紹介

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フランス語の命令法とは

  • 命令法はtu/nous/vousの3つの人称に対応する。
  • 主語を省き動詞だけで意味を成す。
  • er動詞とallerのtuに対する命令は語尾のsを取る。

命令法はその名の通り、相手に何かを命令する時に用いる叙法です。ただしフランス語では命令だけでなく、「〜しよう」のような勧誘の意味も命令法で表現できるため、このページでは命令法の用法について見て詳しくみていきます。

命令法の活用の仕方

【フランス語文法】主語人称代名詞とは?9種類の意味と使い方・使い分けを解説で紹介されているようにフランス語にはje、tu、il、elleなど合わせて9種類の人称代名詞が存在します。

しかし命令法で使われるのはその中でも、tu、nous、vousの3つの人称のみです。tuに対する命令法は「〜しなさい」という命令口調、nousに対する命令法は「〜しましょう」という勧誘、そしてvousに対する命令法は「〜してください」という要望や依頼の意味を持ちます。

それでは命令法の作り方を見ていきましょう。

  • 命令法では主語を省き動詞だけで意味を表す。

命令法は直接法現在形の主語を省くことで作られます。下の例をみてください。

フランス語動詞mangerの命令法

  • Tu manges. → Mange.
    食べなさい。
  • Nous mangeons. → Mangeons.
    食べましょう。
  • Vous mangez. → Mangez.
    食べてください。

tu、nous、vousすべてにおいて主語が省かれています。そして、注意すべき点がtuに対する命令法です。一番上の例文をよく見ると、直接法でmangesだったものが命令法でmangeになって語尾のsが消えています。これが命令法で覚えなくてはいけないルールのひとつです。

  • Mange. 食べなさい。
  • Parle. 話しなさい。
  • Chante cette chanson. この歌を歌いなさい。

上にあげた例のようにer動詞(第1群規則動詞)の命令法は必ず語尾のsを落とします。

ir動詞(第2群規則動詞)やaller以外の第3群動詞はtuの活用であっても語尾のsは省かないので注意しましょう。

imperatif

フランス語動詞allerの命令法

er動詞(第1群規則動詞)と同様に、tuに対する命令法では語尾のsを取ることを忘れずにしましょう。

  • Tu vas. → Va.
    行け。
  • Nous allons. → Allons.
    行きましょう。
  • Vous allez. → Allez.
    行きなさい。

フランス語動詞venirの命令法

  • Tu viens. → Viens.
    来い。
  • Nous venons. → Venons.
    来ましょう。
  • Vous venez. → Venez.
    来なさい。

フランス語動詞finirの命令法

  • Tu finis. → Finis.
    終えよ。
  • Nous finissons. → Finissons.
    終えましょう。
  • Vous finissez. → Finissez.
    終えなさい。

フランス語の否定命令法の作り方

命令法の否定形の語順は次のようになります。

  • Ne + 動詞の命令法 + pas.

肯定文の命令法と同じようにまず主語を省略してから、動詞の前にneを置き、後ろにpasを置くことで否定命令文を作ることができます。

  • Tu ne manges pas. → Ne mange pas.
    食べるな。
  • Nous ne mangeons pas. → Ne mangeons pas.
    食べないでおきましょう。
  • Vous ne mangez pas. → Ne mangez pas.
    食べないでください。

例外的な変化をする4つの命令法

一部の動詞は命令法の際に不規則な活用をします。これらの不規則な動詞の数自体は少ないのですが、日常的によく使用するものかつ原形と比べて大きく変化しているので注意して覚える必要があります。

フランス語動詞êtreの命令法

  • tu es → Sois.
  • nous sommes → Soyons.
  • vous êtes → Soyez.

フランス語動詞avoirの命令法

  • tu as → Aie.
  • nous avons → Ayons.
  • vous avez → Ayez.

フランス語動詞savoirの命令法

  • tu sais → Sache.
  • nous savons → Sachons.
  • vous savez → Sachez.

フランス語動詞vouloirの命令法

  • tu veux → Veuille.
  • nous voulons → Veuillons.
  • vous voulez → Veuillez.

フランス語の命令法の用法・意味

命令法の用法1【命令・勧誘】

命令法はtu/vous/nousに対して用いられる叙法です。tu/vousに対しては命令・要望、nousに対しては勧誘を意味します。

tu/vousに対する命令の文の後に、s’il te plaît. / s’il vous plaît.を付けると丁寧の度合いが増します。

tuに対する命令「~しなさい」

  • Parle en français.
    フランス語で話しなさい。

vousに対する命令「~してください」

  • Parlez en français.
    フランス語で話してください。

nousに対する勧誘「~しましょう。」

  • Parlons en français.
    フランス語で話しましょう。

命令法の用法2【条件・仮定】

「~すれば~である」のような条件・仮定の文を命令法では作ることができます。多くの場合、命令法+et+直説法現在/単純未来の語順で用いられます。

  • Étudie le français plus sérieusement et tu parleras mieux français.
    もっと真剣にフランス語を勉強すれば、もっとうまくフランス語を話せるようになる。
  • Lisez ce livre et vous apprenez mieux la culture japonaise.
    この本を読めばもっと日本の文化を学べますよ。

補語人称代名詞と命令法の語順

「私を連れて行って」のような補語人称代名詞と命令法を組み合わせるときの語順は命令法-補語人称代名詞になります。

補語人称代名詞とはmoi/toi/le/la/les/lui/leurを指し、直接補語と間接補語の2つに分類されます。

  • 動詞と目的語の間に他のものが介在しない直接補語「~を」
  • 動詞と目的語の間に前置詞àが介在する間接補語「~に」

補語人称代名詞の直接補語「~を」の場合

  • moi/toi/nous/vous/le/la/les

通常、補語人称代名詞の直接補語はme/te/nous/vous/le/la/lesの6種類ですが、命令法に限りmeとteがそれぞれmoitoiに変化します。

Vous m’emmenez.
あなたは私を連れて行く。

  • Emmenez-moi.
    私を連れて行って。
  • Emmenez-le.
    彼を連れて行って。
  • Emmenez-la.
    彼女を連れて行って。
  • Emmenez-nous.
    私たちを連れて行って。
  • Emmenez-les.
    彼ら/彼女たちを連れて行って。

補語人称代名詞の間接補語「~に」の場合

  • moi/toi/nous/vous/lui/leur

Vous me téléphonez.
あなたは私に電話する。

  • Téléphonez-moi.
    私に電話してください。
  • Téléphonez-nous.
    私たちに電話してください。
  • Téléphonez-lui.
    彼/彼女に電話してください。
  • Téléphonez-leur.
    彼ら/彼女たちに電話してください。

命令文で直接補語「~を」と間接補語「~に」が同時に使われる場合

直接補語人称代名詞と間接補語人称代名詞が同時に命令法で用いられる時は、命令法-直接補語-間接補語の語順になります。

  • Vous donnez ce livre à Pierre.
    あなたはこの本をピエールにあげる。
  • Donnez-lelui.
    これを彼にあげてください。

第3者に対する命令

ここまではtu/vous/nousに対する命令法を見てきましたが、接続法を用いることで彼や彼女など3人称に対する命令も可能です。

  • Qu’il entre.
    彼を通しなさい。
  • Qu’elle se taise.
    彼女を黙らせなさい。
  • Qu’ils chantent.
    彼らに歌わせなさい。

3人称に対する命令はque+接続法の形を用いるので誤って命令法を使わないように注意しましょう。もともとこの表現はj’ordonne que+接続法が省略された形です。

命令法過去の作り方と用法

命令法過去はavoir/êtreの命令法現在+過去分詞の組み合わせで作られ、直説法前未来を命令する時に用いられます。

  • Aie lu ce livre quand je reviendrai.
    私が戻ってくるときにはこの本を読んでおいてください。
  • Ayons terminé ce travail avant d’aller en France.
    フランスに行く前にこの仕事を終わらせましょう。

命令法過去は未来のあるときまでに動作が完了しているようにtu/vousまたはnousに命令・勧誘する時制と言えるでしょう。

命令法の実際の使われ方

Ne partez pas sans moi – Celine Dion

Vous qui cherchez l’etoile
Vous qui vivez un reve
Vous heros de l’espace
Au coeur plus grand que la terre
Vous donnez moi ma chance

  • ①Emmenez-moi loin d’ici
  • ②Ne partez pas sans moi
  • ③laissez-moi vous suivre

Vous qui volez vers d’autres vies laissez-moi vivre

Celine DionのNe partez pas sans moiには1番から最初のサビまでの間に3回命令法が登場します。

  • ①Emmenez-moi loin d’ici
    私をここから遠くに連れていって
  • ②Ne partez pas sans moi
    私をおいて旅立たないで
  • ③laissez-moi vous suivre
    あなたのことを追いかけさせて

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