【フランス語文法】性数変化する・しない指示代名詞の単純形・縮約形・複合形の違いを解説


フランス語の指示代名詞とは何か

  • 指示代名詞は「これ・それ・あれ」を表す代名詞である。
  • 指示代名詞には大きく分けて、性数変化しない指示代名詞性数変化する指示代名詞が存在する。

指示代名詞(しじだいめいし)とはその名の通り、何かを「これ・それ・あれ」と示す代名詞です。

フランス語の指示代名詞には性数変化しない指示代名詞性数変化する指示代名詞の2種類が存在するので、このページではそれぞれの用法と違いを見ていきます。

性数変化しない4つの指示代名詞ce/ça/ceci/cela

性数変化しない指示代名詞には単純形ceと縮約形ça、複合形ceci,celaがあります。

指示代名詞の単純形ceの用法

指示代名詞ceは動詞êtreと共に用いられて次の意味を表します。

  • C’est+単数「それは~だ」
  • Ce sont+複数「それらは~だ」
  • C’est ma mère.
    これは私の母だ。
  • C’est bon.
    これは美味しい。
  • Ce sont mes amis.
    これらは私の友人たちだ。

指示代名詞の縮約形çaの用法

指示代名詞çaはêtre以外の動詞と共に用いられます。çaは話し言葉であり、書き言葉ではcelaとつづるので注意しましょう。

  • Ça va ?
    元気ですか?
  • Ça me fait plaisir.
    うれしいです。
  • Ça dépend.
    それは場合による。

指示代名詞の複合形ceciとcelaの用法

指示代名詞ceciとcelaは2つのものを対比して表すときに用いられる表現です。

  • 2つのものの遠近を表す際、ceciが近いもの、celaが遠いものを表す。
  • Je préfère ceci à cela.
    わたしはそれよりこれが好きだ。(préférer A à B:「BよりAが好きだ」)
  • Donnez-moi ceci.
    これをください。

2つの目の例文のようにceciもしくはcelaが単独で用いられると、単純に「これ」や「それ」を意味します。

性数変化する指示代名詞

性数変化する指示代名詞にも単純形複合形が存在します。

指示代名詞単純形の活用と用法

フランス語では同じ名詞が繰り返されるのを防ぐために2つ目以降の名詞を指示代名詞に置き換えることが多くあります。

  • Ce n’est pas mon stylo, c’est celui de Pierre.
    これは私のペンではありません、これはピエールのです。
    celui=stylo

指示代名詞は置き換える名詞の性と数に一致させる必要があるので注意しましょう。上の例文でceluiは男性名詞単数形であるstyloを置き換えているので、指示代名詞単純形のceluiが使われています。

単数 複数
男性 celui ceux
女性 celle celles

指示代名詞複合形の活用と用法

複合形は、単数形celui,celle,ceux,cellesの語尾に-ci,-làのどちらかを付け加えた形のことを意味します。

  • J’ai deux cravates. Tu aimes celle-ci ou celle-là ?
    ネクタイが二本あります。君はこれがいい?それともあれがいい?
単数 複数
男性
celui-ci ceux-ci
celui-là ceux-là
女性
celle-ci celles-ci
celle-là celles-là

このページで学習してきた変化する指示代名詞の活用をまとめると以下のようになります。

単純形 複合形 複合形
男性単数 celui celui-ci celui-là
男性複数 ceux ceux-ci ceux-là
女性単数 celle celle-ci celle-là
女性複数 celles celles-ci celles-là

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