【フランス語文法】受動態・受け身の用法と作り方(parとdeの違い)を例文とともに解説

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フランス語の受動態・受け身とは何か

  • 「~される」という文を表す。
  • 受動態をつくるときは主語+être+過去分詞+par/de+(動作主)の形が用いられる。

受動態や受け身と呼ばれる文は主語が他の何かにより動作や影響を受けることを意味します。例えば下の日本語の例文を見てください。

  • 太郎は花子に叩かれる。

上の文では、「太郎」という主語が、「花子」という他の何かにより、「叩かれる」という動作を受けています。受動態の文で間違えてはいけないのが主語の概念で、上の文で動作を行っているのは「花子」ですが主語自体は動作を受けている「太郎」ということになります。

フランス語で受動態の文をつくるときは主語+être+過去分詞+par/de+(動作主)の形が用いられ、過去分詞は受動態の主語の性と数に一致させる必要があります。

  • Paul est frappé par Pierre.
    ポールはピエールに殴られる。

上の例文でparの後に置かれているPierreは、動詞frapper「〜を殴る」という動作を行っている動作主(どうさぬし)です。動作主は省略される場合もあります。

  • Marie est aimée de Jean.
    マリはジャンに好かれている。

受動態の動作主を導くparとde

受動態の動作主を表す際は、parまたはdeを使います。parまたはdeのどちらを用いるかにはルールがあるので、parが使われる場合とdeが用いられる場合をそれぞれ解説していきます。

受動態・受け身の文でparを使う条件

受動態の動作主を導くparは動作を表す動詞とともに用いられます。下の2つの例文を見てください。

  • Pierre est frappé par Marie.
    ピエールはマリに殴られる。
  • Marie est appelée par Pierre.
    マリはピエールに呼ばれる。

例文で使われているfrapper「〜を殴る」、appeler「〜を呼ぶ」という動詞は動作を表す動詞で、「殴る」や「呼ぶ」などの行為が継続する時間は比較的短いです。

次に比較をするためにもう一つの前置詞deを見ていきます。

受動態・受け身の文でdeを使う条件

受動態の動作主を導くdeは状態・習慣・継続を表す動詞とともに用いられます。

  • Pierre est aimé de Marie.
    ピエールはマリに愛される。
  • Marie est respectée de Pierre.
    マリはピエールに尊敬される。

例文で使われているaimer「〜を愛す」、respecter「〜を尊敬する」はある程度の長さを持った状態を表しています。何かを愛したり尊敬するのは一瞬で終わる動作ではなく、ある程度の長さを持つ状態・習慣・継続を表す動詞なので、受動態ではde+動作主の形を取ります。

もしpar+動作主を上のような動詞とともに用いると「瞬間的に愛する」「一瞬だけ尊敬する」といった意味として取られてしまうので前置詞deを用いる必要があります。

受動態・受け身の動作主が代名詞の場合

ここまで見てきたように受動態の文の動作主がPaulやMarieのような固有名詞の場合、par/deの後にそのまま直接、名詞を置きます。

  • Paul a écrit cette lettre.
    ポールがこの手紙を書いた。
  • Cette lettre a été écrit par Paul.
    この手紙はポールによって書かれた。

しかし、je/tu/il…のような主語人称代名詞が動作主として置かれる場合、je/tu/il…などの主語人称代名詞は人称代名詞強勢形に変える必要があります。

  • Il a écrit cette lettre.
    彼がこの手紙を書いた。
  • Cette lettre a été écrit par lui.
    この手紙は彼によって書かれた。

主語人称代名詞から人称代名詞強勢形への変化は下の表を参照してください。

主語人称代名詞 人称代名詞強勢形
je moi
tu toi
il lui
elle elle
nous nous
vous vous
ils eux
elles elles

受動態・受け身の文で動作主を書いてはいけない場合

もとの文の動作主がonの場合、受動態の文では動作主を明示してはいけません。onの代わりに同じ意味を持つnousを置くこともできません。

  • On a chanté cette chanson.
    この歌が歌われた。
  • Cette chanson a été chantée par on.
    この歌が歌われた。
  • On aime la culture japonaise.
    日本文化が好かれている。
  • La culture japonaise est aimée par on.
    日本文化が好かれている。

代名動詞の受動的用法

代名動詞の受動的用法でも受動態とほぼ同じ意味の文をつくることができます。

代名動詞の受動的用法では、動作主を表す必要がなく、物事の普遍性を表すのに適しています。

  • Le français est parlé en France.
    フランス語はフランスで話される。
  • Le français se parle en France.
    フランス語はフランスで話される。

普遍的な物事を表すために用いられるので、「AはBに叩かれる」のような一時的な動作を表す表現には代名動詞は向いておらず、人や生き物は主語として用いられません。

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